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前々回、ブログで紹介した児童福祉施設。
https://build-sekkeishitsu.co.jp/blog/post_190.html

一度はまとまりかけた前回案でしたが、
運営形態と規模を再考し、また合理的な構造とコストを勘案し、より最適な案を模索することに。
…


結果、田の字プランの箱型の案で方針は決定。
この基本プランに対して、

・外観は扁平になり過ぎないように奥行を創出すること
・エントランスホールの吹抜け空間の演出
・子どもたちが活動するスペースと事務室や相談室といった諸室との連携
を要点としながら計画

外観の案をいくつも検討しながら最終的には、木目調の箱型ボリュームを際立たせ、ポーチに大きな庇を設けたデザインで進めることに。


内部には、ボルダリングや吊り遊具が取付できるような設えを計画
未就学児の子どもが利用する1階に比べ、小学生以上の子どもが利用する2階は天井高も高くしました。
　


そしてついに完成


　
1階、2階のボルダリングのある運動スペース



エントランスホール

　
1階、2階相談室



施設名は「ひだまりきっずPlus」に決定。
子どもたちにとっても保護者にとっても安心して楽しく過ごせる空間になればと思います。
池内