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EVENT
2025年08月16日
夏季休暇のとある一日
こんにちは、設計部佐野です。
夏季休暇みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今年は有給休暇を利用して、9日間の大型連休を取られている方も多いのではないでしょうか?
私もしっかりとお休みをとらせていただき、近年にはないくらい外出をしております。
そんなとある一日をご紹介。
猛暑の中、むかうはビルドの建築研修でおなじみの首都東京。
いま、建築展が続々と開催されており、いつにもなく建築が熱い!と思っています。
① 藤本壮介の建築 原初・未来・森
② 建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘
③ 建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂
まずは、森ビルで開催中の藤本壮介氏の建築展へ。
(これから行かれる方もいると思いますので、ネタバレにならないよう簡潔にいきます)

最近では万博の大屋根リングの印象が強いですね。
張り切りすぎたのか開場時間より早くついてしまい、あれよあれよと最前列に。
オープンと同時に入場。
誰もいない会場に入ることはめったにないので、無人の会場をパシャリ。(STAFFはいますが。。。)

大規模個展というだけあり、主要プロジェクトを通じて、藤本氏の歴史や建築的特徴を、
模型と、映像・動画(インタビュー動画、プロジェクトマッピング)を用いた発信手法。
正直、プロジェクトの説明(文章)が極めて少なく、プロジェクトのコンセプト等理解するのが難しい。
これまであまり藤本建築に触れてこなかったことを反省。
もし興味ある方は事前に作品を予習してからいくといいと思います。
床、壁、天井・・・

これでもかと模型が展示され、その合間を縫うように鑑賞するスタイル。
会場スペースの広さが違いますが、当社BAミュージアムの展示の参考にもできそうです。
今回の展示会を鑑賞し、もちろん数々の模型の展示も素晴らしかったですが、
藤本氏の設計理念に少しふれられた点が、個人手には一番の収穫でした。
建築の原点
生まれ育った北海道の自然豊かな森、ここでの幼少期の経験が現在の創作の原点ということ。
根底にある理念
バラバラなものが、ときにつながる尊さというのが、建築のビジョン
「ばらばらでありひとつであり」という理念
これらを踏まえて今一度、足を運ぶと感じ方・見え方が違ったかと・・・
改めて、建築家(設計士)として、核となる設計理念の意味、重要性を感じさせられた展示会でした。
続いてむかうは、建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘(こちらも簡潔に)

こちらの展示会も特徴的で、内藤氏の頭の中にある二つの人格を赤鬼と青鬼にたとえ、
設計当時の頭の中の様子を文字(言葉)にしてプロジェクトを紹介するといった、
先ほどの藤本氏の展示会とは全くことなるユニークな展示。

会場はそれほど広くはなかったですが、情報量の多さ・密度の濃さに圧倒され、
正直時間が足りなくなりました。
内藤氏の学生時代の卒業設計作品や、実現しなかった【Unbuilt】作品、現在いたる主要な作品等、
全てにおいて、赤鬼、青鬼の対談があり、建築家の頭の中の様子が思い浮かび楽しい展示です。
だらだらと書き進んでもあれなので、詳細気になる方は是非会場に行ってみてください。
③建築家・内藤廣なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂は、
あいにくお休みのため次回に持ちこし・・・こちらの展示会は開催日が限定されてますので要注意です。
以上、佐野の夏季休暇前半戦でした。
後半戦の舞台は広島。
つづく
夏季休暇みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今年は有給休暇を利用して、9日間の大型連休を取られている方も多いのではないでしょうか?
私もしっかりとお休みをとらせていただき、近年にはないくらい外出をしております。
そんなとある一日をご紹介。
猛暑の中、むかうはビルドの建築研修でおなじみの首都東京。
いま、建築展が続々と開催されており、いつにもなく建築が熱い!と思っています。
① 藤本壮介の建築 原初・未来・森
② 建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘
③ 建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂
まずは、森ビルで開催中の藤本壮介氏の建築展へ。
(これから行かれる方もいると思いますので、ネタバレにならないよう簡潔にいきます)

最近では万博の大屋根リングの印象が強いですね。
張り切りすぎたのか開場時間より早くついてしまい、あれよあれよと最前列に。
オープンと同時に入場。
誰もいない会場に入ることはめったにないので、無人の会場をパシャリ。(STAFFはいますが。。。)

大規模個展というだけあり、主要プロジェクトを通じて、藤本氏の歴史や建築的特徴を、
模型と、映像・動画(インタビュー動画、プロジェクトマッピング)を用いた発信手法。
正直、プロジェクトの説明(文章)が極めて少なく、プロジェクトのコンセプト等理解するのが難しい。
これまであまり藤本建築に触れてこなかったことを反省。
もし興味ある方は事前に作品を予習してからいくといいと思います。
床、壁、天井・・・

これでもかと模型が展示され、その合間を縫うように鑑賞するスタイル。
会場スペースの広さが違いますが、当社BAミュージアムの展示の参考にもできそうです。
今回の展示会を鑑賞し、もちろん数々の模型の展示も素晴らしかったですが、
藤本氏の設計理念に少しふれられた点が、個人手には一番の収穫でした。
建築の原点
生まれ育った北海道の自然豊かな森、ここでの幼少期の経験が現在の創作の原点ということ。
根底にある理念
バラバラなものが、ときにつながる尊さというのが、建築のビジョン
「ばらばらでありひとつであり」という理念
これらを踏まえて今一度、足を運ぶと感じ方・見え方が違ったかと・・・
改めて、建築家(設計士)として、核となる設計理念の意味、重要性を感じさせられた展示会でした。
続いてむかうは、建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘(こちらも簡潔に)

こちらの展示会も特徴的で、内藤氏の頭の中にある二つの人格を赤鬼と青鬼にたとえ、
設計当時の頭の中の様子を文字(言葉)にしてプロジェクトを紹介するといった、
先ほどの藤本氏の展示会とは全くことなるユニークな展示。

会場はそれほど広くはなかったですが、情報量の多さ・密度の濃さに圧倒され、
正直時間が足りなくなりました。
内藤氏の学生時代の卒業設計作品や、実現しなかった【Unbuilt】作品、現在いたる主要な作品等、
全てにおいて、赤鬼、青鬼の対談があり、建築家の頭の中の様子が思い浮かび楽しい展示です。
だらだらと書き進んでもあれなので、詳細気になる方は是非会場に行ってみてください。
③建築家・内藤廣なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂は、
あいにくお休みのため次回に持ちこし・・・こちらの展示会は開催日が限定されてますので要注意です。
以上、佐野の夏季休暇前半戦でした。
後半戦の舞台は広島。
つづく