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こんにちは神谷です。
水上と浅田に続き、京都寺院研修にて特に印象深かったお寺をご紹介いたします。

『大徳寺』
瑞峯院
近代の庭園研究家・重森三玲が創った南の独坐庭

入ると、荒々しい波の様子を表している枯山水が目に入りました。
方丈に座って見ると、とても力強さを感じ何時間も見ていたいと思える景色。
朝一番に行ったため貸し切り状態で見ることができ、とても贅沢でした。

キリスト教を感じる十字架が浮かび上がるように石が配置された北の閑眠庭

南側に対照的な印象を持ちます。
波形の方向が見る角度を誘導するような、、

見る場所によっては、十字架の一部が奥の茶室につながる道の一部ともなっています。
異国の組み合わせのようになっていて面白さを感じます。

大仙院
国宝と登録されている貴重な場所

蓬莱山の滝から流れ出た水が大河となり、大海へ流れていく様子を表現しています。

船や亀に見立てた石、煩悩の数が石の数で表現されていたりと
意味を連想しながら見て回ると、とても面白いです。

今回の研修で初めて寺院、枯山水の魅力を実感することができました。
波形の大小、方向、形、色、どの場所も違った雰囲気で面白さがありました。
方丈から見える景色がとても落ち着き、今度行く際には気に入った場所を
飽きるまで見ていられたらなと思います。