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EVENT 2025年03月07日

ある日の東京散歩

時々、しばしば、頻繁に
東京都内をうろつく日があります。
今回はそんなある日の建築散歩録。
日本橋近くの馬喰町に長男が住んでるので
そこに泊まって(長男には文句言わせないで強引に宿泊する・・・)
馬喰町から人形町経由で清澄白河方面に歩き出す。
いきなり出くわしたのが

ナインアワーズ人形町
スーツケースの2人は宿泊客でしょうか?
鉄骨ALC塗装仕上げでもここまでデザインできる力量はすごい。
続いて行ってみたかった
水天宮。

いろいろなコンクリート打ち放しの表現と
列柱がきれいです。
少し北にそれて次の目標は

東京みどりラボ。
植物販売のお店ですが、
こちらも鉄骨造でこんなことが可能なのかと驚きます。

30分見てても飽きない・・・
川風に吹かれて隅田川を渡って
清澄庭園を抜けようとすると次に出くわすのが

中村中学校・高等学校
いきなりこんなものに出会うあたり、TOKYOだなーと感心。
清澄白河エリアに入る。
目的はカフェ。
なんといってもブルーボトルコーヒーが日本で一番最初に出店した地ということで
今やカフェの聖地と化しているこのエリア。
ただし私は「普通におしゃれ」に興味は一切ない。
目的地は

もう、なぜか「ありがとう」とお店の佇まいに礼を言ってしまう自分がおかしい。
この日は貸し切りで入れませんでしたが私のように貸し切りを知らずに
来てしまったカップルが名残惜しそうにのぞき込んでます。
そして30m程進むと

次のカフェ
この佇まいにも大声で「ありがとう」と言いましょう。
中はお客さんでいっぱいで写真は撮れませんでしたが
とりあえずテイクアウトでコーヒー片手に歩き続ける。
いいもん見たなーと進むと
目的地その2

木造を前面に出した建築を見たくて来たのはその名も日刊木材新聞社。
いろいろ見ごたえあります。
ただ、木造を見せるのではなく
組子や木製サッシュ、屋根庇下の照明など
見どころ満載の小作品。


結構満腹ですがどん欲に歩き続けて
偶然出くわしたのが

深川不動前の「みらいのテーブル」
この日は入店しませんでしたが
後日、パンをとコーヒーでベニヤ板内装の店内でまったりしました。
疲れたので少し地下鉄で移動。
次の目的地は

リバー(株)本社。
廃棄物、リサイクル処理の会社ですが

こんな社屋で働いてみたい・・・
そして両国の手前から秋葉原方面に向かい
再度隅田川を渡る。

隅田川屋形船の船溜まり。
いい味出してる。
欄干にもたれて休憩。
そして次の獲物は

MONOSPINAL
こちらも企業の社屋。
非常用進入口とかどうなってるのか
????満載ですが建物デザインもさることながら
足元の外構がいい。


建築デザインも外構デザインもなかなかこういった発想は持てない。
そのまま総武線に沿って秋葉原駅へ向かう途中出くわしたのが
ザ・ブルータリズム。
余計なものを取り去った姿を想像して見てください。

どこの誰がいつ頃こんなものを作ったのか、
設計したやつの顔が見てみたい。
会ってみたい。
しばし見惚れて秋葉原駅近くの本日の最後の獲物

これも鉄骨造でここまでできるという驚嘆の建築。

きれいに作ろうという意思を強く感じます。

地下を地下に見せない下がり方。
そろそろ疲れたので
昆虫食のレストランで
コオロギラーメン食べて
長男宅に帰ります。
東京散歩のある日をトレースしました。
結構ハードでしょ?


森でした。






 

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