STAFF BLOG

スタッフブログ

EVENT 2024年04月21日

オーストラリア18

恐れていた妻の完全復活が成し遂げられ、
本日からフルに動くことになる。


相変わらず行先を教えられず、連行された場所は

ダーレンバーグキューブ。

確かにどう見てもキューブ。
ダーレンバーグワイナリー内の美術館でダリの作品を展示してる。
なぜかこの時期、アデレードではダリをあちこちで見かけた。
後日、シティの路上で彫刻も目にすることとなる。
さて
ルービックキューブがモチーフなのは良いとして
これを実際に建築しようとすると結構な難所がありそう。
どのように解決していったのか
知りたい・・・
デザインは
色物に見えそうで踏みとどまってるのですが
踏みとどまれている訳は
各キューブに入れた斜めラインのパターン!
もし、各面が一面ガラスや均質なパネルであったなら
ルービックキューブそのものとなって
日本ならさしずめパチンコ店にありそうなデザイン。
各面の斜めラインから透明・不透明を切り分けるセンスが
建築作品たらしめている。

べランダとなっている部分のガラス手すりが目立たないので
ほんとにキューブの重なりに見える。
上手い。

こういった、地平線まで続くブドウ畑の中の
ある意味、
異物。
周囲の環境に溶け込もうとか迎合しようといった気は
たぶん さらさら無い・・・

ダリの彫刻も同じスタンスで在る。
一歩間違うと陳腐になるものを
昇華するセンスって何なのか。
この5月から設計室ニューフェイスたちと始める
各々の建築理論を見つけるセッションの意味はこれです。

真面目に思考していると
妻が呼んでる
庭の彫刻と同じポーズをしろと言う。
よく見ると長靴でできた動物が楽器を演奏している彫刻。
アレックス・アリスとともにポーズ取らされ、撮影。

恐れていた妻の完全復活が確認された・・・

 

お問い合わせや資料請求は
以下よりお気軽にご連絡ください。

MAIL メールでのお問い合わせ フォームへ
PHONE 電話でのお問い合わせ tel.052-772-2421 (営業時間 9:00〜18:00 )