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EVENT 2023年12月09日

東京研修2023~秋~③

井上、橋本に続き今回も東京研修をご報告!
設計所長森から【見たい建築があれば言ってこい】とのことでしたので、以前から気になっていた【番町協会】をリクエスト。
うまいことルートに合致し、見学させていただくことができました。
【番町協会】設計:株式会社手塚建築研究所
時代を超える建物を目指して、古くなる程味が出る手作業に拘った仕上げが特徴の礼拝堂。
建物の外観はこちら。

モルタルの外壁面に自然のままに這った植栽と水平連続窓が印象的。
内部はというと・・・天窓から降り注ぐ光の空間。

礼拝堂の壁、そして天井は、左官職人・久住侑生さんの手によって仕上げられた漆喰の壁。
表面を定規を使って水平ラインを出すことで、天窓からの光が当たって豊かな表情を見せてくれる空間でした。
さらっと天井に設けられたステンドグラスがまたアクセントとなっていた非常に良い!
このステンドグラスは屋内階段にも使われ、こちらも非常に魅力的な空間でした。

当社の研修は、あらかじめ決められた建物を見るだけでは終わりません。
行く先々、何気ないストリートにもいろいろな新たな発見があるのが東京!

グレーチング+鉄板という斬新なサイン

一見普通のコンクリートの建物のように見えるこちらのテナント・・・

わかりますか?当社でもよく出てくる杉板の打ち放しコンクリート仕上げっ!
の応用と思われる、ヘリンボーン風仕上げ。
型枠大工さんの苦労が感じます。

また一つ角を曲がれば、当社の代名詞コンクリート打ち放しのマンションが。
ん?やはり何か様子が違う・・・

結局表面に何を塗っているのかわからないが、なんとも言えない表情をしたコンクリート。
個人的には、何とかこの仕上げ材を見つけて名古屋でも取り入れたい。

日が落ちると、目の前に狭小地に立つテナントビル。
屋外階段を前面に出したデザインが潔い。
階段のサインもまた・・・潔い。

いつ来ても新しい発見がある東京。いい刺激になります。

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