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EVENT
2023年06月23日
研修旅行 ~神戸・淡路島 3~
ビルド建築設計室の佐野です。
神戸・淡路島建築研修編の第3弾をお届けします。
今回ご紹介するのは【子供本の森 神戸】設計:安藤忠雄 氏
『子供達には、出来るだけ多くの本と出会い、豊かな感性を育んで貰いたい。スマートフォンに触る時間を半分にして、
本読み、考え、そして悩むことで、人生を生き抜く力を身につけて欲しい』という、
安藤さんの想いが込められた子供のための図書館です。
建物の外観は大屋根による水平ラインと、柔らかな曲面(アール)が特徴的なコンクリートの打ち放し。
顔となる正面には竪樋を出さず、余計なものが一切ないファサードとなっています。
建物の裏や側面に現れる樋も、写真のように2本セットで設けることでデザインの一部としています。
この竪樋の配置は安藤建築の特徴といえますね。
縦長の開口(スリット)とセットに計画されることもよくあります。
建物の内部は、中央に大階段、その周囲に床から天井までぎっしりと設けられた木製本棚といった構成。
屋外とは対照的に、コンクリート打ち放しを最小限に抑え、木の温かみが感じられる仕上がりです。
そこで、今回は手すりに注目して観察。
安藤建築ではよくみられる鉄骨手摺ですが・・・足元のところがL型の部材を使って固定をしています。
おそらく、建物用途からペンや、小物類が転がって下に落ちないように巾木としての役割を持たせていると思われます。
いつか自分の建物にも取り入れよう・・・そんな思いを抱きながらスケッチでインプット。
ちなみに外部階段にはL型はありませんでしたね。
同じ手摺でもその場その場でちょっとした配慮・・・さすが安藤建築ですね。
神戸・淡路島建築研修編の第3弾をお届けします。
今回ご紹介するのは【子供本の森 神戸】設計:安藤忠雄 氏
『子供達には、出来るだけ多くの本と出会い、豊かな感性を育んで貰いたい。スマートフォンに触る時間を半分にして、
本読み、考え、そして悩むことで、人生を生き抜く力を身につけて欲しい』という、
安藤さんの想いが込められた子供のための図書館です。
建物の外観は大屋根による水平ラインと、柔らかな曲面(アール)が特徴的なコンクリートの打ち放し。
顔となる正面には竪樋を出さず、余計なものが一切ないファサードとなっています。
建物の裏や側面に現れる樋も、写真のように2本セットで設けることでデザインの一部としています。
この竪樋の配置は安藤建築の特徴といえますね。
縦長の開口(スリット)とセットに計画されることもよくあります。
建物の内部は、中央に大階段、その周囲に床から天井までぎっしりと設けられた木製本棚といった構成。
屋外とは対照的に、コンクリート打ち放しを最小限に抑え、木の温かみが感じられる仕上がりです。
そこで、今回は手すりに注目して観察。
安藤建築ではよくみられる鉄骨手摺ですが・・・足元のところがL型の部材を使って固定をしています。
おそらく、建物用途からペンや、小物類が転がって下に落ちないように巾木としての役割を持たせていると思われます。
いつか自分の建物にも取り入れよう・・・そんな思いを抱きながらスケッチでインプット。
ちなみに外部階段にはL型はありませんでしたね。
同じ手摺でもその場その場でちょっとした配慮・・・さすが安藤建築ですね。