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こんにちは。ビルド建築設計室、水上です。
週末はお天気に恵まれ、子供の小学校の運動会が開催されました。
ここ数年はいろいろな制限がありましたが、今年はマスクなし、声出しOKの活気のある運動会！！
子供たちの笑顔も輝いていました。

今回のブログは、行きたてホヤホヤの建築見学の研修旅行のご報告です。
本物を見て体感し、感性を磨くため神戸・淡路島へ行ってきました。
神戸の建築といえば大阪出身の安藤忠雄氏の建築も多数ありますが、
まず最初に訪れたのは『ヨドコウ迎賓館』です。
アメリカの近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト氏が設計し、
ライトの帰国後は弟子の遠藤新氏、南信氏らによって建設された山邑家の別邸。
現在は、株式会社淀川製鋼所（ヨドコウ）が所有して一般公開されています。

山肌に沿って階段状にたてられた建物は、シンメトリーと細かな装飾が随所に見られ、
改修はされているものの来年には建立１００年を迎える建物とは思えないほど魅力が詰まっていました。

エントランス。
同じくライト氏が設計した帝国ホテルにも使われている大谷石に迎えられます。




応接室
大谷石、マホガニー、銅板の飾りが特徴的です。




廊下
西日が差すと昼過ぎには装飾の影が綺麗に廊下に落ちるそうです。
訪れたのは10時ころ・・・　残念でした。


食堂
一段と凝った装飾が施されています。


バルコニー
芦屋の市街地、海までの眺望がスバラシイ。




建築当時の復元模型
現在は池の辺りに道路が走っています。



1995年の阪神淡路大震災の際には無数の亀裂が生じたそうですが、修復を経て一般公開も再開されました。
私は十数年前に一度訪れたことがあったのですが、新たな発見がたくさんあった今回の訪問。
また行きたいな。と思っています。

研修シリーズ、次回に続きます・・・