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WORKS
2022年12月16日
ひだまりキッズスクール
12月に竣工しました、ひだまりキッズスクール。
アフタースクールという習い事もできる学童保育施設の計画です。
こんにちは、ビルド建築設計室の池内です。
今回はこの建物について計画時に考慮したことを中心に紹介します。
敷地は南側・東側が道路に面する角地で、南西から北東にかけて緩やかに上がる登り坂となっています。
敷地内でのアプローチや必要な駐車スペースを確保し、配置を決定。
角地に計画する際の定石として、南東の丁字路交差点から見た外観を建物の顔とします。
特に東側道路は北に向かう一方通行ということもあり、南面と東面は往来の目に留まりやすいです。
内部は、1階に大教室と職員室を設け、2階には習い事のために必要な教室をそれぞれ異なる大きさで3つ配置するという構成です。
特に1階は全体をできる限り見通し良くしたいというのがご要望でした。
そのため、トイレと職員室廻りの必要な壁以外は、大人が椅子に座った状態でも見渡せる高さの間仕切りとしました。
内部、1階大教室のイメージ
木造軸組工法では、地震や風圧に対する強度を確保するため一定の壁量が必要となります。
なので、限定された壁の配置が構造的に無理のないように検討を繰り返しました。
こちらは施工中の写真。
ロングスパンにかかる梁は大断面になります。特に2階の壁が乗る梁には間柱で補強しています。
この軸組がどのように仕上がっていくのでしょうか。
次回、お楽しみに。