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EVENT 2025年11月14日

東京研修 ~照明編~

皆さんこんにちは。最近東京ディズニーシーに行き、恥ずかしながらテーマパークの楽しみ方がやっとわかってきた浅田です。
今回は設計室の若手社員を中心に行っている東京研修の ~照明編~ です。普段何気なく見ている照明はどこでどう使うかで演出が全く違ってきます。私は照明のもたらす効果は“形態の協調”、“素材感の表現”だと考えます。

・形態の協調
ものに光が当たることで、陰影が生まれます。LED電球と白熱電球では陰影の生まれ方が異なります。電球の周りに物がある場合を考えると、LED電球は電球の表面全体が光るため、細かく言えば光源が複数あります。そのため写真のように陰影がぼやけます。

一方白熱電球は光源が一点であるため、陰影がはっきりと映し出されます。より自然の木漏れ日を表現するのに適しています。

しかし、白熱電球は高電力短寿命、、、メンテナンスをとるかデザイン性をとるかが肝になってきます。

・素材感の表現
光の透過によって、木、プラスチック、紙等の質感を表現することができます。木に光を当てると木目の風合いが浮かび上がり、温かい光になります。

透明なプラスチックを光が透過すると表面がより艶やかになりシックで洗練された雰囲気となります。

求めている空間を表現するためには照明のシェードのデザインだけではなく、素材も重要になります。
ここで一つ面白い商品があったので紹介します。

こちら廃材の段ボールを再利用した照明になります。段ボールを円形に切ると断面がグラデーションのように変化するのを利用して柄を表現しています。さらに光の透過によって断面の柄がより強く表れています。


最後に僕が一目惚れした照明を紹介します。

ルイスポールセンの王道の形のPH5シリーズ。様々な色があることで有名ですが、このカラーはなんと剥離後のアルミ!製品検査で塗装に不備があったものであるため、出回る数が少ないとのこと。いつか手に入れたい、、、このブログで誰かが買わないことを願うばかりです。それか僕に買ってくれても良いですよ~。

以上!浅田でした。
 

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