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先日、青森に建築研修旅行に行ってきました井上です。

ビルド建築設計室並びに東海・ビルドの研修旅行の目的は単なる観光旅行では無く
あくまで“建築”を見ること。
またその土地の気候、歴史、風土などそこでしか感じる事が出来ない
“風”や“におい”を感じ、感性を磨くこと。

今回青森を選んだ最大の理由は東海・ビルドが青森県三沢市にて建築中の老人ホームを
全社員で視察するためです。
また現在進行しているプロジェクトで協力していただいている煉瓦職人
“髙山煉瓦建築デザイン”様が施工に携わった“弘前レンガ倉庫美術館”もあり、ここを中心に
様々な青森県内の建築を所長の森がピックアップ。
とても充実した密度の濃い3日間の研修となりました。

その中から今回ご紹介するのは
『十和田市民図書館』



所在地：青森県十和田市西十三番地620番1
建築主：十和田市
設計・監理：安藤忠雄建築研究所
構造設計：金箱構造設計事務所
設備設計：森村設計
施工【建築・外構】田中組・紺野建設・川村建設工業・平和実業JV

この建築の顔とも呼べるのが、施設内に5つ設けられたサンルーム。
三角屋根は採光部になっていて、降り注ぐ自然光がコンクリートの壁面を照らす。
多様な用途に対応できるこの空間で様々な人々が出会い、コミュニケーションを生み出す事、
人と人との交流によって新たな情報が生み出される場になることが期待されているとの事。






また桜が並ぶ官庁街通りは”日本の道百選”のひとつとして有名。
敷地内には樹齢100年の桜の樹が2本ありその樹を移動させずに、中庭の中央に桜の樹が見えるように設計。
出来れば桜の綺麗な時期にも訪れたいなと思いました。

最後におまけ。
（この旅で私の描いた拙いスケッチです。）