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2024年10月26日
SDレビュー
こんにちは
神谷です。
先月、設計部で東京に行った第一の目的にあたるSDレビューについて書こうと思います。
SDレビューというのは、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
また、現段階では完成していない実現作を募集対象にしているため実際にこれから建てられるものということになります。
その過程の段階を見ることができるだけでもワクワクしますよね。
計13作品あった中で一番私が気になった作品は、「corners いくつもの世界を過ごす家」です。
住宅を構成する各空間を“半独立”建築自体を“小さな世界”が集まったものとして考えた作品になります。
まず最初に私がひっかかったのは、“断片”という言葉です。
ベランダやキッチンであったり和室で寝転ぶという動作、それが集まって小さな世界が出来上がると考えられています。
そこで今回注目されたのがcornerという三角形△
この方の考えを見ると、町周辺との関係・身体的感覚・組み合わせ方などから発見した空間的な可能性を記述してありました。
私なりに三角という形から考えてみると、三面ある各面が同様の機能を持つ空間、反対の機能を持つ空間、どちらでもない空間の3つとつながっているのではないか。
各所室が独立していたとしても境界をまたいで家具等を配置することでつながりが生まれ、完全に独立にはならず半独立状態になる。という考えだとしたら面白いと思いました。
また、三角形というと直交する二辺に加え、それをつなぐ斜線とその角度についても敷地の隅切りと並行の角度であったり、採光の視点から考えられていたりと意味を持った形であるということを改めて勉強する機会にもなりました。
最後になりますが、SDレビューは東京・京都にて毎年行われています。
もし来年機会があり立ち寄ることができたら、自分と共感できる考え、自分には思いつかない考えなど新しい刺激をもらえるかもしれません。
フラット行ってみても、面白いと思います。
神谷です。
先月、設計部で東京に行った第一の目的にあたるSDレビューについて書こうと思います。
SDレビューというのは、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
また、現段階では完成していない実現作を募集対象にしているため実際にこれから建てられるものということになります。
その過程の段階を見ることができるだけでもワクワクしますよね。
計13作品あった中で一番私が気になった作品は、「corners いくつもの世界を過ごす家」です。
住宅を構成する各空間を“半独立”建築自体を“小さな世界”が集まったものとして考えた作品になります。
まず最初に私がひっかかったのは、“断片”という言葉です。
ベランダやキッチンであったり和室で寝転ぶという動作、それが集まって小さな世界が出来上がると考えられています。
そこで今回注目されたのがcornerという三角形△
この方の考えを見ると、町周辺との関係・身体的感覚・組み合わせ方などから発見した空間的な可能性を記述してありました。
私なりに三角という形から考えてみると、三面ある各面が同様の機能を持つ空間、反対の機能を持つ空間、どちらでもない空間の3つとつながっているのではないか。
各所室が独立していたとしても境界をまたいで家具等を配置することでつながりが生まれ、完全に独立にはならず半独立状態になる。という考えだとしたら面白いと思いました。
また、三角形というと直交する二辺に加え、それをつなぐ斜線とその角度についても敷地の隅切りと並行の角度であったり、採光の視点から考えられていたりと意味を持った形であるということを改めて勉強する機会にもなりました。
最後になりますが、SDレビューは東京・京都にて毎年行われています。
もし来年機会があり立ち寄ることができたら、自分と共感できる考え、自分には思いつかない考えなど新しい刺激をもらえるかもしれません。
フラット行ってみても、面白いと思います。