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増田のブログに便乗して、私もビルドドッグを。
まずは、2年前に竣工した共同住宅【Tera Bianca】

ファミリー層をターゲットにしたこの物件のコンセプトは【やさしさ】
ホワイトとチャコールグレーのboxが造る凹凸のファサードと、ゆとりある共用階段が特徴です。
さっそく品質管理部とともに外壁から確認を。

当時、ひび割れ対策としてしっかりと誘発目地も設けたこともあり、非常にきれいな状態が保たれている印象。
誘発目地の効果を改めて認識。今後に活かしたい。
続いて中央の共用階段。

こちらもほぼ屋内空間のため、状態は良好。
完成時も部内で話題になりましたが、たかが階段ではありますが、これくらいゆとりがあるとだいぶ印象が違うものです。
最後に屋上に上がり防水の状態をチェック。

こちらも外壁同様問題なし。
まだ2年ではありますが、今もなお満室且つキレイに使っていただいており大変うれしく思います。

続いて向かったのは5年前に竣工した共同住宅。【ｾﾚﾌﾞﾚｰｼｮﾝ桜山】
私が担当した物件の見学会に来ていただいたのが始まり。

コンセプトは【防災】キーワードは【シャンパンゴールド】(施主様が好きなカラー)
将来の太陽光設置を見据えた設計、井戸を設けて災害時の水源の確保を図り、
各戸専用のトランクルーム(備蓄倉庫兼用)を備えた、他にない賃貸マンション。
多くの経験をさせていただいたﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄです。と、思い出の方がたくさん出てきます。
さてドッグ開始。
まずは外観。施主様こだわりの白いタイルとシャンパンゴールド風のルーバー。

打診棒を用いてタイルの浮きをチェック。タイルの浮きは落下につながり大変危険ですので、
早期発見が大事になります。

エントランスロビー。ビルドでは珍しい配色の空間ではありますが、非常にきれいに保たれている。
このゆとりの空間が他の賃貸マンションにない特別管を感じる。全体的に非常にきれいに保たれていました。

屋上の防水・・・

問題なし。さすがはビルド工事部の施工力ですね。

当時の思い出を振り返りながら、経年劣化による建物の変化を知る。
このビルドドッグの積み重ねがより良い品質の建物の設計につながります。