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EVENT 2023年11月03日

プレゼンの考え方

ずいぶん寒くなりましたね、最近コンビニで買うコーヒーをアイスからホットに変えた浅田です。
今日は設計において重要な“プレゼン”について話そうと思います。どんなに形が特殊な建築でも周りの人に意図が伝わらなければ、それは単なるモノになってしまいます。計画した建物が負の遺産にならないためにも、内容が伝わるプレゼンを通し、他人に理解してもらえることで長く使われる建築になると考えます。

ここから僕の学生時代の作品を例に話していこうと思います。
僕は設計を考える際、
1.社会背景→2.敷地調査・問題提起→3.提案・目的→4.シーン
の順でプレゼンを考えます。


1.社会背景
 建築が負の遺産とならないようにするには建築の歴史を知ることが重要になります。社会の情勢、ライフスタイルの変化、目まぐるしく変化するこの世の中で時代に合った建築計画をすることで長く使い続けられるようになります。


2.敷地調査・問題提起
 敷地にはそれぞれ特色があります。敷地によって有名な文化、国産品など調べるだけではなく、なぜそれが盛んになったのかを調べることで、別の方法で地域の向上性を図り、それは唯一無二の建築を計画することにつながります。



3.提案・目的
 社会背景、敷地調査を通して目的をはっきりさせた上で具体的な提案を練ります。誰がどう使うのか登場人物を想定し事業として成り立つのかシミュレーションし、現実性を高めていきます。
 次に建築操作をダイアグラム化しイメージしやすくします。イラスト、色、部分アクソメ図等を駆使し、建築全体の工夫した点をわかりやすく図式化します。


4.シーン
 ダイアグラム化し、イメージされた建築空間を実際にパースとして表現することで、さらにイメージを定着することができます。

 以上の4段階の流れに一本のブレない軸があると、それはわかりやすいプレゼンといえます。どうしても思い詰まってしまったときは、この4段階それぞれを一言ずつで説明できるまでかみ砕くことで一度頭の中を軽くしています。
後々、担当のお客様をもたせていただいた際には自分のスキルを存分に活かし、わかりやすいプレゼンを心がけていきたいです。

以上、浅田でした。
 

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