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EVENT 2023年03月24日

アーツ・アンド・クラフツとデザイン

 突然ですが、ウィリアム・モリスをご存知でしょうか。


 ウィリアム・モリスと言えば、壁紙のデザインを連想するかもしれません。
実際にウィリアム・モリスは、壁紙をはじめステンドグラス・家具・タペストリーなど工芸の製作活動を行いました。
機械による生産ではなく、手工芸による素朴な仕事を重視し、中世的な生産活動の復興を目指したのです。 


友人のフィリップ・ウェッブに設計依頼した自宅 「赤い家」


愛知県陶磁美術館で開催されていた
「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ―ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで―」のご紹介です。

1884年、アート・ワーカーズ・ギルドという組織が創設。
1887年にアーツ・アンド・クラフツ展覧会協会を開設し、定期的に展覧会を開催していました。さまざまな美術と工芸、あるいは造形芸術を尊重し、多方面の教育機関や芸術家に影響を与えました。

マッキントッシュを中心とするグラスゴー派、ヘルマン・ムテジウスらによって設立されたドイツ工作連盟、フランク・ロイド・ライトなど…。

フランク・ロイド・ライトに関して言えば、モリスとは異なり手工芸に加えて機械の重要性も認めていました。ライトは建築の設計のみならず、内装、家具、ステンドグラス、食器など様々なデザインを手掛けています。



オスカー・ステファンズ邸のステンドグラス

そうした様々な近代建築に影響を与えたアーツ・アンド・クラフツ運動についてでした。
池内

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