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WORKS
2025年12月12日
(仮称)大須テナントビル計画vol.5(Final)
こんにちは。井上です。
先日行った見学会。
大変盛況で大勢の方々にご来場いただきました。
お忙しい中、お越しいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
今回でこのブログも最後となりますので
完成した写真とポエムで締めくくりたいと思います。







コンクリート×煉瓦
無垢なコンクリートは、街の鼓動を静かに受け止める。
雨が刻んだ微かな線、冬の空気に触れて冷たさを増す肌。
そのすべてが、飾らない真実を語っている。
対して、煉瓦は時間を抱きしめて生きている。
火の記憶を宿した赤は、触れるたびにわずかに温かく、
積み重なった層には、職人たちの息遣いが沈殿している。
そして二つが並び立つとき、
硬質と温度、直線と積層、静寂と呼吸—
建築はまるで人の心のような奥行きを持ち始める。
そのあいだに生まれる影は、今日もゆっくりと伸び、
通りすがる者に問いかける。
――「時間は、どの素材の上に刻まれるのだろう」と。

先日行った見学会。
大変盛況で大勢の方々にご来場いただきました。
お忙しい中、お越しいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
今回でこのブログも最後となりますので
完成した写真とポエムで締めくくりたいと思います。







コンクリート×煉瓦
無垢なコンクリートは、街の鼓動を静かに受け止める。
雨が刻んだ微かな線、冬の空気に触れて冷たさを増す肌。
そのすべてが、飾らない真実を語っている。
対して、煉瓦は時間を抱きしめて生きている。
火の記憶を宿した赤は、触れるたびにわずかに温かく、
積み重なった層には、職人たちの息遣いが沈殿している。
そして二つが並び立つとき、
硬質と温度、直線と積層、静寂と呼吸—
建築はまるで人の心のような奥行きを持ち始める。
そのあいだに生まれる影は、今日もゆっくりと伸び、
通りすがる者に問いかける。
――「時間は、どの素材の上に刻まれるのだろう」と。
